賭けるポーランド
Written on: 6月 28, 2018
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賭けるポーランド
今回は試合前に一つ書いてみたいと思います。
大会前の論評、空気とでも言うべきものは3戦全敗でした。直前での監督交代、W杯前の親善試合でもあまり結果が出ていなかった。3戦全敗は当たり前の予想であり特別おかしなところなどありませんでした。基本ポジティブに捉えていた自分でも3戦全敗を覚悟していたし、一つ勝てるか引き分けるかぐらい出来れば上出来だと思っていました。
最後のポーランド戦を前にして1勝1分の現在1位です(反則ポイントで1位なのかな?)。ここまでは想像できないほど素晴らしいW杯になっています。結果は勿論喜ばしいのだけど、それ以上に試合内容がとても良いので嬉しいし楽しいところですよね。
そして、今回書いてみたいことはポーランド戦です。GL突破には引き分けベースの勝利というところが求められますが、もう1つのセネガル対コロンビア戦の結果次第ではポーランドに敗北しても突破できます。状況としてはかなり恵まれた状況になっています。欲を言えばポーランドが0-1でコロンビアに負けていればよかったのですが、逆にあの試合内容だと0-3でよく済んだなという感じだったので、まぁ無理難題でした。
条件としてはかなり余裕があり、突破の可能性というのは現実的に見えています。GL最終節も手を抜かず全力で挑めば突破できる、その可能性が凄く高い。
が、自分が書きたいことというのは、最後のポーランド戦、控えメンバーを加えたらどうかということです。
日本がGL突破した場合当たるのはグループGになります。グループGは既にイングランドとベルギーの突破が決まっており、最終節にイングランドとベルギーの1位2位争いが行われることになるのですが、おそらくここは控え中心の試合か、ある程度力を温存した試合になるのではと考えられます。
日本はここまで2戦、死力を尽くして戦ってきました。グループGは2強2弱の形がはっきり出ており、ここまでの2戦も死力を出していません。
日本が例えGLを突破したとしても疲労が激しいベストメンバーでの闘いになってしまいます。そこで敢えて最後のポーランド戦は賭けに出てみてもいいのではないでしょうか。
負ければ敗退の可能性が結構あります。ポーランドも3戦全敗では国に示しがつかないでしょうから本気で来る可能性が高いです。そこに控えメンバーというのは極めて危険です。
それでも賭ける価値はあります。今回世間的に期待されていたのは3戦全敗の回避。これはクリアしました。1勝1分という十分誇れる成績も収めました。今までの最高成績ベスト16も十分見えていますので、ベスト16になれば大いに称賛されるでしょう。逆にここまで期待させてGL敗退となればバッシングされるかもしれません。
それでも敢えて賭けて欲しい。自分はもうここまでで満足です。後はどれだけ上に行けるかの勝負なので、未知へのチャレンジをして欲しい。
サブ組を使うのはスタメン組の疲労軽減を狙うだけでなく、層を厚くする意味でも重要です。世間的にバッシングされているから言うわけではありませんが、川島のここまでの出来は褒められたものではありません。川島の実力があの程度であるならば納得もできるのですが、以前の川島はもっと良かった(2010は良かったよね)。だからこそ他のGKを今試してみてもいいと思います。中村航輔なのか東口なのか、ベスト8を狙うのであればこの大一番で試す意味は大いにあります。また、中盤でハードワークしている柴崎と長谷部も疲労が激しいと思うので、ここで大島を試して欲しい。最後に右サイドの原口に代えて武藤。この3つには試す意味があります。
3選手を代えてポーランドと戦うのはリスキーです。特に大島は怪我のリスクもありますし、悲しいことに対外戦が少ないのでどれだけ出来るのかが未知数です(五輪はすごかったんだけどね)。またGKというのは弄るのが一番怖いポジションですし、最終ラインと同じく簡単にセットを変えるのはバランスが崩れやすいので危険です。
まずは3枚テストして、後半状況を見て、負けているか劣勢であれば3枚をスタメン組に戻す。勝っていれば、もう3枚のテスト(カードをもらっている乾は特に下げたい)。これぐらいの賭けがベスト8には必要なのではないでしょうか。
敢えて賭ける意味。西野さんはもう十分役割を果たしました。これ以上の賭けをすることに意味はありません。日本全体はベスト16でも諸手を挙げて称賛します。3戦全敗を回避しただけでなく、結果も残し、さらに楽しいサッカーをした。西野さんは十分に成しました。
敢えて賭ける意味。無いと断言してもいいけど賭けて欲しい。そう思う自分です。
ここまでは前振りだった
試合前日にここまで書いてました。試合当日になってからアップしようと考えていたのですけど、事前報道でスタメンを大幅に入れ替えると出てしまったので、時すでにお寿司な感じがあったので様子を見ていました。
そして、スタメンが発表されたらあらためてアップすることに決めました。そして、今、スタメン発表の1時間前です。どうなのるかドキドキしています。晩御飯を少し食べただけでお腹が苦しくなるほどにドキドキしています。
事前報道では楽観ムードになっていますが、不安材料はいくらでもあります。さらに日本側から敢えて不安材料を増やす形をとっています。なんというW杯なんだろう。ここまで日本が勝負に出ることが出来たW杯は今までにはなかった。本気でベスト8以上を見ているW杯。なんというW杯だ。
スタメン発表
いやはや、すごいメンバーだ。自分の予想を上回る6人の先発変更。バックラインを除いてごっそり変えてきました。バックラインは槙野が初出場でその他は同じですね。ものすっごい勝負賭けてるね。これなら負けて悔いなしの賭け方です!(もしかしたらあるかもしれない!)
あとはやるだけ!!いこうベスト8!!
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